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昨年6月自民党・公明党の賛成で、医療制度の改定が決まり、来年4月から75歳以上の方を別建ての後期高齢者医療制度にし、保険料は年金から天引きすることになっています。無年金の方や月15,000円以下の年金の方は、介護保険と同様に普通徴収となります。
そもそも保険制度と言うのは、リスクの高い人だけを集めれば成り立ちません。しかも、保険料が1割と決まっているのですから、医療費が増えれば保険料が上がると言うシステムになっています。
医療費を上げないために、75歳以上の医療費の上限を決めて、それ以上は診療報酬を出さないことになっています。病院にとって赤字を出さないために、75歳になれば、診療報酬の枠内でしか治療をしない。それ以上は自費で治療をしてもらわなければなりません。
このことは、すでに始まっています。脳梗塞の後遺症でリハビリが必要な方、骨折などでリハビリが必要な方、3か月を過ぎればリハビリは打ち切られています。若ければ3ヶ月で回復するのでしょうが、高齢になれば3ヶ月では回復しません。
後期高齢者医療保険の保険料が11月26日の滋賀県広域連合会議会で決まりました。議会と言っても、一般質問する議員は、県内の市長や町長、答弁は目片大津市長と言う状況です。均等割は38,175円、所得割は6.85%、厚生年金208万円の場合、月6,320円、年間7万5850円、平均一人当たり月6,080円、年間72,955円と言う内容が全会一致で決まりました。
今後、医療費が増えれば、2年後の見直しで、保険料が引き上げられることは予想されます。しかも、決められた保険料は年金手引きですから、自動的に引かれます。
普通徴収で保険料を1年間滞納すれば、資格証明証が発行され、窓口で10割り負担しなければならず、保険適用をしてもらえません。老人保健では、資格証明証の発行はしないことになっていましたが、後期高齢者保険は発行が可能になっています。滋賀県高島市などは、国保でも資格証明証の発行はゼロであり、すべての国保加入者に医療を受けられる保障をしていますが、後期高齢者広域連合では資格証明証の発行をしないとはいっていません。
このような問題を抱えた制度のため、全国の約300自治体から意見書が挙げられていますし、医師会からも意見書が挙げられています。
政府は、これまで社会保険の扶養家族であった方は、半年間保険料の徴収を延期すると言っていますが、問題を先送りにしただけです。さらに残りの方は4月の年金から保険料を天引きすることになっています。
医療費の増大と比例して保険料が引き上げられる過酷な保険制度、75歳以上は十分な医療が受けられない差別診療、滞納すれば保険証が取り上げられ、金の切れ目が命の切れ目になる非情な保険制度などなど、このような保険制度は世界中でありません。
人間だれもが最後は死を迎えます。長期闘病を余儀なくされている人もありますが、寿命はどうすることもできません。終末医療の心配をしなければならないというのは、社会保障の根幹が崩壊したのではないでしょうか。
人間の尊厳を踏みにじる今回の後期高齢者医療保険制度は、中止・撤回以外に道はありません。
第1点目お尋ねします。
共産党野洲議員団として、11月16日、広域連合議員でもある山ア市長に以下の点を申し入れましたが、どのように対応されたのでしょうか。
1)
後期高齢者医療保険の中止・撤回の意見をあげられること。
2)国の方針通り実施することになれば、多くの問題を残したままとなります。滋賀県後期高齢者医療広域連合会として、@資格証明書の交付はしないこと。A保険料は所得割で行うこと。B各市町の負担金の内訳で、運営費の一律10%は小規模の自治体に過重負担となるため、人口割にされること。C保険料や医療費の減額免除を検討されること。Dすべての経過を公開し、住民に説明会を行うこと。
3)
75歳以上の診療報酬を定額制にし、年齢による差別診療を行うことになっており、反対をされること。
第2点目、広域連合が保険料を決定するにあたっての積算根拠として出された内容を明らかにされたい。
1)
滋賀県の老人医療総額と医療費の伸び率
2)
2年後の改定のシミュレーション
3)
10年後の医療総額と一人当たりの医療費の予想
第3点目、普通徴収の保険料の徴収は、市町になっているが、そのための人件費や事務事業のためのパソコン設置など、これまでの保険事業に比べどれだけの経費負担になるのかお尋ねします。
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